2011年12月30日金曜日

ほの buono NAKANO with cajon project


カホンプロジェクトのカホン作り&セッションワークショップのレポートです。


10月15日土曜日。ほのbuonoNAKANO「収穫祭とお花畑ライブ」にカホンプロジェクトのワークショップが参加しました。野外イベントで結構、雨にたたられる我々ですが、前日はどうしようもないくらいのどしゃぶり。当日はどうなるかと不安に感じながら会場いりしたのですが、なんとか開催中は雨に降られる事もなく準備。ほのぼーのだけに、今日はほのぼのとゆるーい感じで過ごそうと準備も終わり西條さんとコーヒータイム。と、休んでいる間もなく子ども達がぞくぞくと。

僕たちカホンプロジェクトにとって2011年は、地域との関わりについて深く感じる出会いがたくさんあった。なかでもこの中野は、カホンプロジェクトにとって大事な出会いとなりました。僕らは、間伐材を使ってカホンをつくるというワークショップに端を発して、単なる「ものづくり」を超えたひととひとのツナガリを生んできた。いや、そのような言葉では表現しきれないような大事なジャンルを形成しようとしてるような気さえすることがある。
中野集落では、その有志たちが暖かいプロジェクトを立ち上げて、世に発信しようとしている。僕らは、そのプロジェクトのお手伝いができるようなきがしている。子ども達が、ボンゴカホンやシェーカーをつくり、みんなでセッションして、大人も子どもも輪になって音楽にふれあい、オソトでおいしい地元の食材をたしなむ。なんという素晴らしい手作りイベントだろうか。

時代に先行きが見えないこの日本で、「まつり」が何かを変えるような気がしてならないのです。

2011年12月1日木曜日

第3回農とクラフトフェア~じないマルシェ~



11/26の一日だけ参加させてもらいましたじないマルシェ。前回の6月開催のときは、2日間との雨に見舞われてのドタバタな感じで過ぎ去ったカホンづくりワークショップでしたが、今回は、さわやかな秋空でとてものんびり気持ちよくすごせました。前回と比べると参加人数も少なめでしたが、これがまた濃いー人たちばかり。






今回のスタッフには、なちゅばお兄さんに加え、チーム福島のやまのいさんとDEENのドラマーにヒデさんも遠方から駆けつけてくれました。本当に贅沢なカホンセッションでしたー。






参加者もお子さんが多く楽しかった。午前は、お母さんとやさしそうなお兄ちゃんと弟くんの親子3人でのーんびり参加。みんなで作っていると、幼稚園のお散歩中のちびっ子たちがカホンプロジェクトのブースに釘付け!そこでうたのお兄さん、なちゅば先生登場。アンパンや童謡をカホン叩いてみんなで合唱。



昼からは、お母さんと小2のぼくが「これ絶対やるー」と参加。ビックリするくらい手馴れた手つきでインパクトドライバーや工具を使いこなす小2のビクくん。何者だーこの子は?と話していると、和歌山県の橋本市にある、きのくに子どもの村という小学校に通っているそうな。ここは、戦後始めて文部科学省から認可された自由な学校で、クラス毎にテーマが異なっていて彼のクラスの名前はなんと「工務店」!で、今は毎日大工仕事で家を作っているとか。まーうらやましー。






こういうところで学んでいる子は感性が豊かなのかカホンの演奏にもハマってヒデさんのレクチャーでいみるみる上達していく。絵もうまい。なんか生き生きしている子どもって見てて嬉しくなる。






そらまつりでも一緒だった竹笛のやっほーおじさんに竹のこと教えてもらったり、前回で仲良くなった地元の通称「亀のおっちゃん」もフラッと遊びに来た。たびもぐらさんもジャンベで回廊を盛り上げたりして楽しい一日でした。












2011年11月25日金曜日

第3回農とクラフトフェア〜じないマルシェ〜


もう明日に迫ってしまいました。大阪府富田林市寺内町界隈で開催される「第3回農とクラフトフェア〜じないマルシェ〜」に11月26日参加します。開催場所は、交流館横のみんなの広場というところです。

13:00〜カホンづくりを行いますが、時間的に難しいと言う方のために10:00〜の開催も予定しています。詳しくは、メールにてお問い合わせください。
今回、カホンづくりは4名様限定です。

ボンゴカホンやウッドシェーカーは予約なしで参加できます。
カホン、ボンゴ、ウッドシェーカーのいずれかに参加いただいた方には、DEEN のドラマーHIDEさんのカホンセミナーが受けられます。また、カホンプロジェクトメンバーのギターぽっちゃり君とセッションで遊びましょー。



2011年11月20日日曜日

gree drinks kobe vol.2

いつもお世話になってるミドリカフェウチダさんに誘っていただいて、green drinks kobe の交流会に行ってきました。グリーンドリンクスって初めて知ったんですが、全国規模で各地で色々な人が主催している会で、簡単に言うと「エコな飲み会」だそう。
それぞれの分野でアートやクリエイティブな関係のお仕事で環境とかグリーンとかいうのをミッションとしている人たちが交流して輪を広げようってなことでしょうか。

初めて参加しましたが、とても楽しかった。共通する考えやテーマを持っている人どうしが集うと自分のアイデアがさらに加速されていって脳みそからアドレナリンが湧き出る感じ(実際にアドレナリンという物質が脳からでるかは知りませんのであしからず)でめちゃ楽しかったです。

今、考え中の丹波のほのぼーのことについてもいくつかアイデアがでました。
やむさいくんやうちださん、建築士会の山田さんはじめみなさんとも交流して色々なことがまた湧き出てきそうです。

途中で帰ってしまったので、まだまだ交流していない人がたくさんいるので、予定が空いていればぜひ次回も参加しますー。

2011年11月2日水曜日

アート&クラフト寺家回廊〜MINATO FURNITURE IN JIKESTUDIO 2011.10.8 


カホンプロジェクトのカホン作り&セッションワークショップのレポートです。

今回のワークショップも本当に感動的なご縁での開催となりました。お盆期間中の東北ツアーをオアゾ松田さんやミナトファニチャー湊さんと企画した延長戦でgood design expo'11(またレポートします)があり能代の間伐材を使ってワークショップを開催しました。

そしてさらに今回。湊さんの工房がある横浜市の寺家町でアート&クラフト寺家回廊というイベントがあり、ものづくりをされている作家さんの展示やワークショップなどがあるのですが、ここでミナトファニチャーさん主催のカホンづくりワークショップが実現しました。

寺家町はジケと読むそうなのですが、横浜市からおしゃれな感じの閑静な住宅街につくとそこからバスでゆらゆら。寺家町界隈に到着すると、まさかの田んぼ。こんなところが横浜なんて関西人からするととてもびっくりと、思っていたら東京方面から来られる方もみなさん口をそろえて「いいーところですねー」と。

jikestudioという会場にまず向かうと、柿の木がお出迎え。農家のおじさんに声をかけながら歩いていくと気軽に声をかけてくれるおば様が。「あー、あなたね。カホンの」と、jikestudioまでの道をご親切に教えてくれました。あとで工房にお礼のご挨拶にいったのですがこの方、木のリトグラフの世界で超有名人らしく実際の版画をみせていただきましたが素敵でした。「木」繋がりでなんか面白いことしたいなー、と思わせる素敵な澤岡泰子さん。

ひとまず会場にご挨拶と荷物を置いて、湊さんの工房へ。ハマっことは思えない自然児なお子さんが出迎えてくれました。てな楽しいことが色々ありながらの本番。

本番はまたこれ最高なワークショップでした。能代の材でカホンつくって絵を描いて、みんなで演奏。
とまたまた今回は特別ゲスト。野崎有真くんというミュージシャンがうちの東京のスタッフ八崎くんとのつながりで参加してくれておまけに歌まで披露いただきました。感謝!めちゃめちゃいい声で素敵な歌を歌っていますのでみなさんも聞いてみてくださいねー。

あと、福岡でミヤジックというインディーズを100組集めるという凄いイベントを主催している山内さんがかわいい娘さんと遊びに来てくれたり、みんなの森財団という東京の森をフィールドにさんまをやいたり(笑)森林ボランティアしたり活動されている堀内さん飛田さんも来てくれて、楽しいイベントになりました。もちろん、湊さん大活躍でお人柄がうかがえる人気っぷりでした。あと兵庫県立淡路景観学校の内田さんもお手伝いしてくれてわーわーな感じのワークショップでした。

楽しすぎて、帰りの打ち上げでもう帰らなくてもええーかなーな気分になって、あやうく夜行バスに乗り過ごすところでした。みなさんどーも有難う。

2011年11月1日火曜日

(wsレポート)カホンプロジェクトチームふくしま カホンづくりとHIDEさんカホンWS


僕らのカホンプロジェクトでやるワークショップは、今や色々なひとが関わり、ひとつのワークショップのなかで新たなつがなりができ、次のワークショップにつながっていく、そんな人との縁で結びついている。
ふくしまでカホンづくりを開催しようとチームふくしまが計画したのが、2010年。もちろん震災前だ。2011年に入り、HIDEさんや名渡山くんをゲストに向かえ、3331でライブ&カホンワークショップ。これをきっかけに、福島県郡山市で春ぐらいにやりましょうといってた矢先の東日本大震災。どうしようもない無力感をおぼえながら、今できることを淡々と僕らはやって来て岡本ハッピーバトンやその他のWSを通じて微力ながらの支援をしてきた。
このウェブサイトでも、いつ実現できるかわからないWSを予定に記しながらこの日を待ってました。

その間、色々な奇跡のつながりでワークショップが実現。地元で大きな被害を受けながら、翌日には出荷義務を果たそうと社員自らが動いた本宮市の光大産業さんに材料を提供いただいた。素晴らしい社長とその社員さんに感謝。

こどもたちのカホンをたたいたり絵を描いたりして楽しむ姿に、本当にカホンプロジェクトが実現出来てよかったなと感動。おとなたちも本当に楽しそうにものづくりにはげまれ、HIDEさんのカホンレクチャーにはみんな聞き入ってましたねー。

カホンづくりでふくしまを笑顔に! なんて大それたことを僕らは言えません。でも、参加してくれた親子がカホンを抱えて、いやー楽しかったねー。って言ってくれるだけで十分です。

またくるよー。


2011年8月29(日) ( 場所:福島県本宮市 Kファーム )

期日:2011年8月29日(日)福島県本宮市Kファーム
参加費:3000円
カホン仕上がりサイズ: 250×250×280ミリ
使用部材:福島県 杉集成材FSC認定(光大産業)
手作りカホンプロジェクトワークショップの出前開催について
手作りカホンワークショップではこんなことが体験できます。
■ 国産の間伐材を使っているので、日本の森のことを勉強できる。
■ 自然の木に触れて、手作りする楽しさを味わうことができる。
■ 自分で作った楽器(打楽器)で、演奏することができる。
などなど楽しいこと、ためになることずくめです。

2011年10月22日土曜日

進化する間伐材シェーカー


明日はいよいよササヤママルシェ。お隣ブースのnatural backyard さんは今日と明日の両日出店ですが割れ輪カホンプロジェクトは明日のみ。昨日は山奥で一日作業してたんですが、ふと地面を見るとどんぐりが。

そういえば先日もどんぐりとオークの記事をブログに書いたし、どんぐりがマイブームみたいになっている。
そこでふと思いついて、本物のどんぐりを拾ってササヤマルシェのカホンプロジェクトのwsに参加してくれたひとにプレゼントしようと。

今年は、凶作の年らしいからあまりとりすぎないように。
丹波産のウッドシェーカーは、NBYさんやなちゅば君のおかげで日々進化しています。四角に荒削りされたハコをサンドペーパーで角を取ったり丸くひたすら磨く。この磨き具合も自分の思いのままです。ひたすら何十分の磨いている子も居れば、さらっと数十秒磨いてハイ終わりーってひとも。結構性格でます。

磨いた後は、自由にお絵かき。これも十人十色。本当に面白いです。
で最後は、シェーカーの音の部分。カラフルな玉を入れて出来上がり!
で、出来上がったらなちゅば君やみんなで色々楽器と合わせて歌ったり演奏したりしましょう。

参加費500円です。

2011年10月20日木曜日

丹波でどんぐり


今週10月23日(日)ササヤマルシェの最終日にカホンプロジェクトがサウンドウッズの丹波産間伐材を使って、楽器作りを色々やります。
丹波篠山といえば秋の味覚がとても楽しみ。黒豆やマツタケなどが有名ですが、僕の好物はなんと言っても牡丹鍋。どんぐりがよく取れる年は、イノシシがドングリをたくさん食べるので油がのって大変美味。2007年からこの豊凶調査が行われているそうですが、今年は凶作。なかでもコナラが凶作だそう。

コナラやミズナラは、ヨーロッパではオークと同義語。ヨーロッパでは古代からこのオークという木は自然信仰として崇められ、特にイギリスでは海軍の繁栄の象徴として、海軍のエンブレムにも使用されている。ロイヤルオークとも言われ王宮との関わりも深いが、中世から農民の間でも、建築用材や豚の放牧としても活用されてきた。アングロサクソン人はノルマン人とは違い狩が不得意で、鹿狩ではな、豚を放牧しドングリを食べさせることで蛋白源を補ってきたようだ。ドングリのなくなる冬が来る前に、豚を屠殺し、それを塩漬けにして冬場の保存食としたのがソーセージなどの食物のようだ。

そんな「森とイングランド」の関わりについての書籍を読んでいるがこれが面白い。

実りの秋。豚やイノシシは出しませんが、kikko の donnguri(どんぐり)のコマをカホンプロジェクトのブースで置かせてもらいます。ちょっと好きな色を塗ったり、紐をとおしてネックレスとして使用したり楽しめますよ。

ササヤマルシェでどうぞ。

2011年10月19日水曜日

ササヤマルシェ参加します10/23



10/8のほのbuouno 中野のカホンプロジェクトは大成功。雨も降りそうでなんとか持ちこたえました。
お天気がまたもや危うい感じですが、ササヤマルシェに10/23の1日のみ参加します。ナチュラルバックヤードさんとお隣のブースで、色々楽しいことをやっちゃおうと考えていますのでぜひ、遊びに来てください。

今回の出店ですが
・事前予約無しのカホン(丹波産ヒノキ:サウンドウッズ)5000円
・apbankfes11でもほのぼーのでも大人気 間伐材ボンゴカホン 2000円
・おなじくapbankfes11でもほのぼーのでも大人気 間伐材ウッドシェーカー 500円
を自分でつくれるワークショップをやります。
つくった後は、只今カホンプロジェクトの一押しメンバー、ギターぽっちゃりくんとセッションしましょう。
彼は、保育士さんでもあり、幼児体育の専門家でもありますのでお子さんづれの方はとても楽しいイベントになりますよー。

そして、急遽追加です。
こちらもキッズの木製玩具で最近注目を浴びているkukkiaさんプロデュースの「dongri」も登場します。ただ販売するだけでは面白くないので、何か体験できるワークショップも一緒にお届けします。

ササヤマルシェの場所

2011年10月12日水曜日

ひとりぼっちではない

2011,3,11東日本大震災から7ヶ月。普通に寝起きし、何のためらいも無く飯を食らい、普通の生活がそこにあるような現実なのか錯覚なのかわからない日々を過ごす毎日。先日、福島の本宮市にあるKファームというところでカホンづくりワークショップを開催させていただいた時の出来事。最寄りの駅に降り、現地Kファームまでタクシーで行こうと、WSの重い荷物をトランクに入れ、車中に乗り込んだ瞬間、50代ぐらいのおばちゃんが「どこからきたのですか?」と愛嬌たっぷりの東北なまりできく。「神戸です」と答えるやいなや高笑いして「わざわざ放射線浴びに関西からきたのですか?」と笑い飛ばす。

僕らも、気をつかいながらもざっくばらんにおばちゃんとの今の福島について明るく会話する。
どうしょうもない現状のなかで、ふさぎ込んでもいられないし、笑い飛ばすしかないわさ。と。
少し安心もしたが、複雑な重い心境にもなった。
ただ、震災直後よりは少しは明るくなってきているのかなと思ったとき、忘れかけていたことを思い出した。

阪神淡路大震災。僕は、そこで被災したが身の危険にさらされる事はなかった。
だが当然、家族を無くしひとりぼっちになった多くのひとがいた。
家族を失い、ひとりぼっちになった初老の八百屋の店主が、青空市場をひらいていた。
そのおやじは、アナウンサーのインタビューを受け、冗談をかましながら負けへんで!と笑い飛ばす。
震災から半年が過ぎ、町も元気づいてきました。とアナウンサーはコメントする。
ただ現実は、そうも簡単ではない。
その数ヶ月後に、そのおやじが孤独死をとげていたことを僕らは知る。

人間、ひとりでは生きていけない。
だけど、自分はひとりぼっちだと感じてしまうだけでも生きてはいけない。
たったひとりぼっちになったって、本当にひとりなんかではないということを
僕らは、伝える伝道師になりたい。

2011年8月2日火曜日

ap bank fes 11


2011.7.15-18 ap bank fes '11にワークショップの出展をさせていただく機会を得た。関西方面から出向く僕らにとっては、4日間の長期滞在と遠方からの移動など、経費的も行程的にも大変な事が実は多かったが、ありがたい仲間の協力や主催者さんのサポートなどがあり、無事に乗り切る事ができた。それどころか素晴らしい出会いや新しい価値観を得る機会にもなり、みんなに感謝したいと思う。
ap bank fas というビッグネームの音楽イベントに参加出来て、より音楽に関わる人たちとのつながりが増えてきて、これからの展開やイベント活動にももっと音楽の要素を入れていかないといけないな、って通説に感じたきっかけにもなった。

僕らは、ミュージシャンではないし、まして楽器屋さんでもない。
かといって材木屋さんです、というのも違う。
むしろ、あなたは誰ですか/と聞かれたとして
カホンプロジェクトです、っていうしかない状況に陥っている。

というより、それで、あーなるほど。
って言ってもらえるような活動をしていきたいし
次なるビジョンを示せるような団体にしていきたい。

ap bank fes はやっぱり大変だったけど楽しかった。
若いコたちの純粋な部分に触れて
少しの戸惑いを感じながら、ここちよい疲れを残しつつ。

2011年7月6日水曜日

農とクラフトフェア~じないマルシェ~6/11-12


江戸時代の商屋の町並みを残す、じないまち。
今回で2回目となる「農とクラフトフェア」の実行委員会である菅原さんから出展の依頼をいただいて初めて「じないまち」という大阪で唯一の国の重要伝統的建造物群保存地区を知った。こんな風情のある町並みが大阪にもあったんだって感動するくらい素敵な町でした。

関西で活躍する林業、森林に携わる団体や人が本当にたくさん参加されていました。
当日は、野外で青空カホンづくりと演奏会になる予定が両日結構な雨に見舞われてしまいました。
初日は、午前中から雨が降っていたので場所を集会所の駐車場に移動して屋内でのカホンづくりでした。午後からは少し雨がやんだので、演奏会は空き地にゴー。
今回は、保育園や幼稚園で歌や体操を教えているS君やバンド仲間に楽器演奏を手伝ってもらって「風になりたい」を一緒に演奏したり。午後からは晴れてきて、子供たちもたくさん集まり、色々な楽器をドンドンピーピーやって盛り上がりました。
2日目は、朝は小雨だったので野外のテントからスタート。参加者があっというまに定員オーバー。合計13名の方々にカホンづくりを楽しんでもらいましたよー。この日は、保育士さんの助っ人、ピアノとフルートでセッションしました。大人も子供もみんなで叩いて、空き缶やホウキなども使ってワーワーやりました。

コミュニティの一角でやったイベントなので、近所の人が「なにやってんのー」と遊びに着たり、どこにでもいがちなthe大阪のおばちゃんがちょっかいだしてきたり、おっちゃんが「亀釣ったー」ってわざわざ見せにきてくれたり、開かれた場所でやる意義と楽しさを感じてwsすることができました。

そもそも地域の人が寄り合う場があり、コミュニケーションできたらなんも難しいこと議論したりする必要ってないんだよな。で、カホンプロジェクトがそこでものづくりや音楽を提供することができたら嬉しいよなって改めて実感したのでした。

とにかく今回、たくさんのサポートメンバーに協力いただきました。感謝!

2011年4月18日月曜日

こんどうなつみさんの絵


神戸岡本にあるミドリカフェさんのギャラリースペースでいま、こんどうなつみさんというアフリカンな絵や切り絵の作家さんの個展が開かれています。彼女自身、ジャンベというアフリカの打楽器をきっかけにアフリカを旅し、このような作品が生まれたようです。
とても素敵な絵を描かれるのと自分もセネガルを旅してたことから一瞬で彼女の作品のファンになってしまいました。

で、カホンプロジェクトのイメージを絵にしていただいたんですが、それがまた素敵やん。
ホームページに使ったり、ダイレクトメールの絵葉書に使ったりしようっと!

こんどうなつみさんの個展は4月24日までやっております。その日はアフリカンパーティーが待っている。仕事を早めに片付けて終わりぐらいに駆けつけられるかな?

そのミドリカフェにて5月29日(日)カホンプロジェクトは、岡本ハッピーバトンの一環としてカホンづくりワークショップを行います。今回は、打楽器奏者の安永早絵子さんのコラボで彼女の演奏も聞かせてくれます。お楽しみに。

お申し込みはウェブサイトから<<ここ

2011年3月23日水曜日

2/27トビムシさんのワークショップ参加者の感想


先日のカホンづくりワークショップの感想をいただきました。
どなたのお声もなる嬉しい感想ばかりです。感謝。

三重から参加の男性
『造る楽しさと、みんなで音楽を楽しむという子供から大人まで楽しめるのが非常に良かったです!!
ただ、時間的に短すぎだのが残念でした。
カホンに色を塗ったり、もっとみんなで演奏したりしたかったですね…
機会があれば、また参加したくなるようなプロジェクトです。
お手伝いでも良いので声を掛けてほしい感じです。
仕事の嫌なことも、すっかり忘れて楽しめました。
本当に楽しかったです!!お誘い頂きありがとうございました。』
ヒデさんに逢える喜びもありましたが、
本当にプロジェクトに共感でき心の底から楽しめましたよ。

福島県から参加のSさん
こんばんは男の子連れていった者です。
まず始めに、後半息子が集中力無くし、
飽きないようにと玩具を与えたけど、
逆効果でお騒がせしてしまい
本当に申し訳ございませんでした。
正直言うと、カホンという楽器がわからなくても、
大人の方でも楽しめるか、
息子はカホンに見向きもしないんじゃないかとか不安でしたが、
いざ始まると 楽しそうにトンカチ打ったりネジ回したり、
普段の生活では出来ないことが出来て物凄く楽しそうでした。
他の皆さんが作ってる姿をみるのも凄く楽しかったです。
他のお子様も楽しそうに作ってましたね
ただ、想像以上に大きくて持ち帰るのが車じゃないと困難ですね(笑)
あとカホン実演?ウクレレとピアノが加わり最高でした
叩く楽しさ味わえましたもう少し、聴きたかったです(笑)
私も息子も大満足でした。ありがとうございましたo(^-^)o

静岡県から参加のEさん
本当に…昨日は…すごく…貴重な…体験をさせて頂きましたよぉ~
久し振りに…
木にふれて…私…結構作るのに…アタフタしちゃって…
スタッフさんかな?に手伝ってもらいつつ…
どうにかこうにか…完成出来た作品を見てうわぁ~凄いって感じです。
また…皆さん…自分で作ったカホンで演奏したのも…
すごーく楽しかったです。

2011年3月17日木曜日

こころの処方箋①「日常」

最近、涙もろくなっていませんか?
最近、怒りっぽくなっていませんか?

日々、繰り返し流れる悲惨なテレビの映像。
これらを毎日見ている僕らの体に起きていること。

自分自身が同じような体験をしているかのような追体験。
そして、われに返るといつものような日常。
特に、自分も含め阪神淡路大震災の被災を経験している人は
自分のことのように追体験する人が多くいる。
追体験と日常を行ったり来たりすると
過剰に覚醒した状態になり、体が反応する。

妙に涙もろくなる。
ちょっとしたことで異常な怒りを覚える。
テレビで悲惨に状況をみて泣きたくなる。
マスコミや政府の対応に怒りを覚え、
ツイッターのTLにいちいち突っ込みを入れたくなる。
これは心理的な負担からくる生理的な反応らしいです。

テレビを一度消してみてはどうだろうか。
情報は、ラジオとネット。
あとは家族、友人、周りの人とで様々情報交換を日々行う。
そして、今できることをがんばる。
そのことが、被災地への支援につながるのだと思う。

「日常」を受け入れ、できることをやる。
やがて、被災者の人たちが近くに疎開してきたら
最大限のサポートをしよう。

そんな思いで今過ごしています。

あと僅かながら寄付も。
友人が『CIVIC FORCE』の活動に
寄付を募っています。詳しくはここから

2011年3月8日火曜日

3331カホンづくりワークショップ with HIDE 2/27


そもそも「福島でワークショップをしたいんですが・・・。」
という一件の問い合わせからスタートした今回の企画。
僕らは神戸なので呼んでいただければどこへでもお伺いするんですが、関東以北ともなると交通費だけでも結構な経費になるので、中々、当方が主催してのイベントというのは開催しづらくお断りすることも多々あります。

で今回、主催の方の熱意が東京での開催となりました。
しかも、プロミュージシャンのhideさんの演奏つきで。
そうこうしているうちに、ピアノとゴスペルシンガーの方や
ウクレレ奏者の名渡山くん(高校生!)などが加わり
凄い、内容満載のワークショップに発展してしまいました。

カホンづくりをみんなでして、
hideさんのカホン演奏のレクチャー、ws。
そして、ウクレレ、ピアノ、カホンで
みんなでセッション。

本当に楽しいイベントでした。
みなさんの感想もたくさんいただきました。
またウェブやツイッターでアップします。

2011年3月2日水曜日

大阪狭山市ウィークエンドエンジョイアクション


さて、今年に入り早くも2回目のカホンづくりワークショップ。今回は、大阪府の南東部、南河内というエリアに位置する大阪狭山市というところで開催いたしました。大阪狭山市の事業で「ウィークエンドエンジョイアクション」という親子でものづくりを楽しむというプランの一環で実現させていただきました。
僕らの活動ってつくづく思うんですけど繋がりのなかでどんどん輪が広がっていくって感じです。
今回のきっかけもそんな感じ。昨年秋に開催しました西粟倉・森の学校でやったワークショップに、なんと大阪から車で参加してくださった方が今回の主催者さん。

わー繋がる。

で市の職員さんの中にもカホンづくりに興味のある人がたくさんいてみんなお手伝いたいだきました。
そして今回、新しいスタッフも参加してくれ益々輪が広がります。

ワークショップは18名の参加。いつもなら許容範囲とっくにオーバーですが、キットの改良によりかなりスムーズに行きました。参加者のかたは今回親子参加のみということでにぎやかにアットホーミングな会となりました。いつも思うんですが、僕らのワークショップに参加してくれる親子さんって本当に中がいい親子ばっかりなんですよね。一緒に何かを創るって本当にコミュニケーションにがとれると思います。

また、ここでやりたいです。

2011年2月4日金曜日

保育園で「つくる」「たたく」「おえかき」フルコース


更新が遅くなりましたが、新春第1回目のカホンづくりワークショップは、兵庫県の西宮市にあります「やまよし保育園」の年長さん達のクラスでの開催でした。合計30人のクラスですが、年始早々の風邪等の流行で当日参加されたのは22人。

この日は、保護者の方たちとのふれあい会の中でのイベントとなりました。
そして、今回、新しい工法でのチャレンジで我々にとっても非常にワクワクするワークショップでした。

この新タイプでは、側面の凹凸に材をあわせてハンマーで叩くという単純な方法のため年長さんたちのような小さなお子さんでも結構簡単にできました。ドライバーでビスを止めたり、電動ドライバーにチャレンジした子達もいて、ものづくりの楽しさを少しでも味わってくれたのではないかと思います。

そして完成後は、男性の保育士さんのオーガナイズで音楽に合わせて親子で椅子取りゲーム。うーん、さすが本職。このアイデア頂いちゃいます!みんな楽しそうに遊んでました。
なんでも、2月末の発表会でもこのカホンを使っての演奏をされるそうです。

最後は、ペインティング!
結構、みんなカラフルに原色系!
木を愛するカホンPとしては、木目残してぇ!
と叫びたくなるところでしたが
自由、自由!それでいいんです。

そんな中、お父さんとカホンに絵を描いている男の子。
こういう親子、ワークショップしてると必ずいます。
おうちでの親子関係が素晴らしいんだろうなと想像つきます。

採用いただいた副園長先生、担任の先生、感謝です。
ありがとうございました。