2012年6月12日火曜日
岡本ハッピーバトン2012ワークショップレポート
さて、今更ながらのワークショップレポートを連投します。 ミドリカフェさんなどが主催する「岡本ハッピーバトン」も今年で2回目。身近なひとをハッピーに!というスローガンは、今の僕たちの皮膚にシミワタルように浸透してゆき、できることからでいいから自分ができることをしっかりとやろうとみんながこころに刻みはじめている。こういった『センス」と「行動」は、岡本に限った事ではなく、同時多発的にそして自発的におきているし、ツイッターやフェイスブックというメディアがこのような共感の輪を更に広げているようなきがしている。 2012/3/31。僕たちは、ここに帰ってきたような気持ちでいた。カホンプロジェクトの活動も3年を迎え、カホンをつくるという単純な「センス」と「行動」は仲間が仲間を呼び、環境教育であったり地域デザインであったりジャンルを超えたプロジェクトへと展開しつつあるおかげで、西へ東へとても忙しい日々を過ごしていた。そのなかでの神戸ミドリカフェ。 思い返せば、ウチダさんとはもう5年も前からの付き合いだけど。このような「センス」と「行動」のきっかけを作ってくれたのは、明らかにミドリカフェという「場」であった。グリーランドプロジェクトなどのイベントやプロジェクトを経て、ミドリカフェはひとつのオリジナルをつくりだそうとしているし、僕にとってはそれがカホンプロジェクトに繋がっている。 そして、いつも以上に濃いメンバーとスタッフがそろった。僕、塾長、八崎くん、西條さん、内田さん、森さんなどのスタッフに加え、参加者のひともこれまで色々おつき合いいただいた面々。嬉しすぎる。そして、使う間伐材は、丹波の杉。カホンづくりの前には森とマチをつなぐ「木の話」。 僕たちのやっていることはとてもスケールの小さなことだけど、日本の森には、伐る時期がきているにもかかわらず放置されている森がたくさんあり、森を守るためには計画的に木を伐り、そして木を植えていかなければならないこと知らないひとがまだまだたくさんいて、それを伝える事でそれぞれのひとの「センス」と「行動」が変化していくことを信じているのだ。 だからなに? という問いは僕らには無関係だ。 身近なひとからハッピーにしようという「センス」が、ただ「行動」に現れているにすぎないのだからね。
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